[被災地福島県からの贈り物]尼僧・鈴倭夢海 夢絵展―やすらぎといつくしみの夢絵―
生まれも育ちも浪江町という鈴倭さんは長年、紙桐塑による人形と「夢絵」と称する地蔵や菩薩などの絵に言葉を添えた作品を制作してきた。1984年に福島県知事賞を受賞したほか、地元紙への随想執筆、テレビ・ラジオ出演など幅広く活躍している。昨年の東関東大震災による福島第一原発事故で、現在はいわき市で避難生活を余儀なくされている。
「ほのぼのとした夢絵展の作品は、福島県を励ますつもりの私達が逆に励まされます」と同ギャラリーの矢吹浩二さん。今春、松戸市天真寺で開かれた夢絵展で鈴倭さんを知り、「流山市福島県人会」協賛を得て作品展開催の運びとなった。
同展ではミニ色紙や4号から8号の色紙を中心に大小取り混ぜ50点ほどの夢絵を展示。地蔵の紙桐塑人形、夢茶碗(相馬大堀焼)も展示するほか、画集や作品の販売も行う。
最終日の22日14時から鈴倭夢海さんの講演会を開催。3・11以降の話と夢絵作品の紹介を予定している。申し込み不要、定員先着40人。
▼流山市江戸川台西2―183
▼東武野田線江戸川台駅西口徒歩2分
TEL04~7103~5614 同ギャラリー
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